コンテナ苗について

コンテナ苗とは・・・林野庁が開発したマルチキャビティーコンテナで育成した苗の事をいいます。
コンテナ内面のミゾにより垂直方向に根が生育する事で根巻きを防止し根鉢が崩れません。
根鉢ごと移動して丸棒で開けた穴に植林する事で、植林時の省力化、輸送の効率化が期待できます。

コンテナ苗 根の様子
コンテナ苗の外観

コンテナ苗のメリット

(従来の畑で育てられた苗との違い)

・根鉢を崩さず、根を痛めません。
・根鉢の土には植林後1年間持続する肥料が含まれ植林後の成長にも有効です。
・植林方法は、丸棒で開けた穴に苗を入れ、軽く押さえるだけで穴掘りは不要です。
・輸送箱が従来の1/3の金額になりました。


高品質・植林時の省力化・輸送に優位な「ひのきコンテナ苗」の使用をお勧めいたします。

植林に最適な時期は、4月から梅雨明け前のなるべく早い時期をお勧めします。または、秋の植林も可能となります。

中津樹苗とコンテナ苗

 中津樹苗では、2014年から岐阜県林政部、岐阜県林業試験場と共同試験による岐阜県で最初のひのきコンテナ苗の生産を開始しました。

 ・2015年から販売を開始し、徐々に生産を増やしました。

 ・2018年からは安定した生産・供給体制が整い販売数を増やしています。

 ・2019年春から普通苗の生産を終了し、コンテナ苗のみの販売を行っています。

 ・生産の実績もあり、安心して植林していただけます。